東京地区大会競技結果分析

すでにマイコミジャーナルさんが、大会レポートを記事にしてくれていますので、それとはちょっと違った視点でボクなりの結果を分析してみたいと思います。
完走率が低かった東京地区大会ですが、なんとIN/OUTともにリタイア(タイムオーバ、失格含む)したチームが実に50%以上です。これはいくら東京地区の会場が厳しい環境であるにしても、Aブロックの観戦に来ていた実行委員長の☆さんがオカンムリになるのも無理はありませんorz


気になる難所の成功率ですが、
    シーソー:A:9/40、B:7/33、全体:16/73
    シーソー停止:※A/Bブロックともになし
    階段:A:4/40、B:4/33、全体:8/73
    ミステリーサークル:A:0/40、B:1/33、全体:1/73
    ガレージイン:A:1/40(in)、B:1/33(out)、全体:2/73
でした。ガレージインや階段の成功率が低いのは、そこにたどり着くまでにリタイアしてしまっているためだと思いますので、気にしても仕方ないと思っています。
またこれだけの結果だと、チャレンジして失敗した数が分かりませんので、データの収集としては不十分だったことは否めません。


今回気になる競技の走行戦術として、ライントレースを行わず完全なマップ走行をして完走したチームが2チームありました。Mashi-Mashiさんとロボーの石さんです。この2チーム、自身の走行ラインはほぼ予定通りに走ったのだと思いますが、黒線から外れることがしばしばありました。これだと隣を走る相手チームと接触して失格になる可能性がありますので、そのあたりはラインから外れないないようにマップ走行の精度を上げるなり、十分にリスク分析をして欲しいと思います。


最後に、モデル成績と競技成績の相関図です。これは総合評価の分布図と基本的には同じですが、東京地区全体の傾向を見るために、調和平均をとるための正規化はしていません。
  
これを見ても、分布が下の方に固まっているので、リタイアが多かったことがわかります。またピンクの点は紺の点に対して、全体的に左下に集まっています。これはAブロック(9月4日)の方がBブロック(9月5日)より、厳しい戦いであったと言えます。A/Bブロック分けは試走会のときに抽選で決めているので、ここまで偏りがあるとは思いもよりませんでした。まぁこれも時の運ということで。

東京地区大会終了(結果速報?)

9月4日、5日とETロボコン2010東京地区来会大会が開催されました。


結果は以下のとおりでした。
9月4日(Aブロック)

競技部門:
  第1位:Mashi-Mashi
  第2位:Hash-UFO
  第3位:チーム○





モデル部門:
  エクセレントモデル:Hash-UFO
  ゴールドモデル  :田町レーシング
  シルバーモデル  :勝(かち)ロボ





総合部門:
  第1位:Hash-UFO
  第2位:田町レーシング
  第3位:Mashi-Mashi
  第4位:勝(かち)ロボ
  第5位:selfD



9月5日(Bブロック)

競技部門:
  第1位:芝浦雑伎団
  第2位:ロボーの石
  第3位:チームHULAパンダ





モデル部門:
  エクセレントモデル:蕨レーシングチーム'X
  ゴールドモデル  :チームHULAパンダ
  シルバーモデル  :飯亭ロボ魂 PART1





総合部門:
  第1位:芝浦雑伎団
  第2位:チームHULAパンダ
  第3位:ロボーの石
  第4位:Stray Cab 05
  第5位:笑's三人娘




参加されたチームのみなさんの結果はいかがだったでしょうか?うれしい結果だったところや悔しい思いをしたところと、チームによって様々な感想はあると思いますが、ETロボコンを楽しんでいただけましたら何よりです。


結果についての詳細分析は、また次の機会に。
# いつになることやら!?(^^;

大会前日

この数週間、週末のイベント(試走会やモデル審査合宿)と、夏バテもあって、久しぶりの更新です(つぶやくことは、テキトーにしてましたが;-p)
そんな感じで、気が付けば明日からいよいよ東京と九州で地区大会が始まります。東京地区の実行委員会は、明日に備えて今日の午後から会場設営です。


実行委員会メンバも楽しんで大会を運営しますんで、参加チームのみなさんも頑張って参加してください。
# のだめのパクリ(^^;

チャンピオンシップ大会選抜チーム数

参加チームのみなさんには大変気になっていたと思われる、各地区からのチャンピオンシップ大会への選抜チーム数の発表がありました。
http://www.etrobo.jp/2010/gaiyou/images/ETrobo_champion_sel_2010.pdf
これによると、
  北海道: 1
  東北 : 4
  北関東: 2
  東京 :10(※1日大会ごとに5)
  南関東: 5
  東海 : 6
  北陸 : 1
  関西 : 5
  九州 : 5
  沖縄 : 1
  合計 :40
だそうです。前の記事で、

全参加チーム数から各地区大会への出場チーム数で案分して決めていました。なので、発表が無くてもどの地区で何チーム選抜されるのかは、おおよその見当がつくと思います。

と書きましたが、全選抜チーム数が40ですので、まさにその通りに案分されてますね。単純な案分であれば、「東京地区は9.3なので9チームのハズでは」と思う方もいると思います。一応解説しておくと、ご存知の方もいると思いますが東京地区は参加チーム数の関係で、大会を競技会とモデルワークショップを1日ずつ実施するのではなく、競技とモデルワークショップのセットを1日で実施し、それを2日間行っています。なので備考にあるように、『※1日大会ごとに5』というチーム数になっています。


さぁ、早い地区はそろそろモデル提出の期限ですね。参加チームの方は、くれぐれも提出期限に遅れないように、ご注意願います。
ボクも今日まで夏休みでしたが、これから約1ヶ月間は毎週のように週末はETロボコンのイベントに明け暮れる日々となります。

まだ発表されていないこと

競技規約の改訂でお騒がせしております。ボクにとってはある意味予想通りの反応(反感?)をいただいております。個人的には色々と意見を出すことは可能なんですが、今は差し控えておきます。何せ不用意な一言が、それこそ地区大会の運営に支障をきたすことになると、今の時期は大変マズイですから(^^;


それはともかく、今年のETロボコンで、まだ参加者に公開されていない情報があります。そのひとつが、チャンピオンシップ大会への選抜チーム数です。これまで、サッカーのワールドカップのように、実力のある地域の出場枠が多くなるようなことはせず、チャンピオンシップ大会への出場チーム数があって、それを全参加チーム数から各地区大会への出場チーム数で案分して決めていました。なので、発表が無くてもどの地区で何チーム選抜されるのかは、おおよその見当がつくと思います。


そしてもうひとつ大切なのが、この選抜チーム数を決める基準(昨年だと総合評価方式)が、まだ発表されていません。昨年と同じなのか、違うのか...

# もちろん、今年のこれらの情報はボクも一部は知っていますが、ここでリークできるハズもなく;-p

いずれにしても近日中に発表があると思いますので、参加チームのみなさんは、参加者MLだけでなくETロボコンホームページも、こまめにチェックしください。

こっそりと

まだ正式なアナウンスが参加者MLに流れてはいませんが、ETロボコン2010の競技規約が実は8/6に更新されています。気が付かれた方はいらっしゃるでしょうか!?
今回更新した内容についてここでは触れませんが、チームによっては戦略に大きく影響が出てくると思われます。チェックはお早めに(^^;

イベント二件

先週末7/31、8/1にETロボコン関係イベント二件のお手伝い(いや見学?)をしてきました。本当はイベントが終わってすぐにブログを書きたかったんだけど、ついついタイミングが遅れてしまいました。


さて、土曜日の7/31は南関東地区の追加試走会2に行ってきました。正直に白状しますと、「せっかく実行委員が集まっているから」ということで行った打ち合わせやら、並行して実施していたモデル相談の見学、さらにはちょっと面倒なメールの対応とかで、実は参加チームの試走の様子はあまり見ることができていません(^^;
それでも試走会の最後にあった模擬レースはしっかり見ることができました。レース自体は本番の大会とは違って、和気藹々といった感じで行われました。そこで特に印象に残った2つのことをメモしておきます。
# どちらも南関東実行委員ブログでやまねさんが書いていますが…
1つめは、ミステリーサークルをクリアしたチームを初めて見ました。ちゃんとペットボトルの衝立の状態(エニグマ・デコーディング部)を解読したのか決め打ちだったのかは、定かではありませんが、衝立のパターンで指示されたゲートをちゃんと通過していました。
2つめはアウトコース走行でのスタート失敗が頻発していたことです。今年のルールでは、アウトコースの走行体は、超音波センサの接続ケーブルは外すことになっています。それを外してスタートすると、ナゼかバックしていまうチームが続出していました。実行委員の間で、何で起こったのか色々と原因を推理をしていたのですが、誰もが納得した理由が1つありました。本当の原因は何だったのか、気になるところです。


8/1の日曜日は、PMセミナーです。
今回のPMセミナーは、初めて公式にUstreamを使ったインターネット中継を行いました。

このブログを見ている方で、中継を見られた方はどれくらいいらっしゃったのでしょうか。中継の技術担当者によると、最初から最後まで見てくれていた方は13名で、少しでも見てくれた方はユニーク数で31名だそうです。中継を見られたからは事務局からのアンケートにぜひご協力ください。
あと中継を見ていた方はご存知だと思いますが、このセミナーの休憩時間では、予告通り(?)、本当に「カキ氷」が振る舞われました。参加した皆さんには好評だったように見えました。もちろんボクはカキ氷製造担当です。



想定外だったのTwitterの臨時メンテナンスです。おかげで中継の画面には、右のようなつぶやきがセミナー終了まで残っていたのでした(^^;