東京地区技術教育2

昨日東京地区の技術教育2の手伝いに行ってきました。東京地区は参加チームが多いので、技術教育を2回に分けて実施しています。内容は、「モデリング実践」と「モデル実装」の2テーマ。技術教育1の「モデリング入門」からすると、はるかに内容が難しくなっています。これのすべてを理解できなくても、「う〜ん、そうなんだ」と思ってもらえれば、単に「動けばいい」だけのプログラムを作るきっかけになってもらえればと思います。
# でもプログラムは「動いてナンボ」ですが(^^;


また東京地区では、今年から実行委員会共通コンテンツの講義の後に、参加自由の「技術交流会」というテーマを決めたテーブルをいくつか作って、実行委員と雑談会(?)をしています。ボクも昨日は「戦略・難所」というテーマのテーブルを担当をしてました。
そこで話した内容は、やはり今年の難所シーソーのことが多かったですね。「なんでシーソーはあの材料になったのか」とか「ホントに止まれるの?」とか...こと止まらせることについては、実際にできるかどうかは別にして、こんなページがあったので紹介しておきました。
http://www.kobedenshi.ac.jp/blog/robocon/2010/06/et2010_13.html


さて、最後に5月に南関東と九州、そして昨日の技術教育に行って、ボクなりに感じたことをちょっとだけ。
技術教育の演習で受講者の席を回って解答をのぞいているときに、学生さんチームの方に多かったのですが「これであってますか?」という質問が多かったですね。この質問には正直参りました。確かに演習問題だからその解答例はあります。しかしそれはあくまでであって、それが唯一無二の答えではありません。モデリングをどういった観点で行ったかで、できあがるモデルが変わってきます。その辺のことを分かってもらうのは、実際にモデルを使ってプログラムを作成するようになってからなのかなと思った次第で。